〜ラトビア雑貨の専門店〜
バルト三国の一つラトビア共和国の伝統、人、建物、自然、音楽、そして暮らしと手仕事・・・・
その全てが大好きな店主が現地工房を巡って集めた品々をお届けします。

目次


はじめに

ラトビアって?


【ラトビアの工房紹介】
1.柳編みのバスケット 2.木工品と柳編みアイテム 3.木とバスケットの入れ物
4.白樺細工 5.手編みミトンと靴下 6.ミトンの手編みキット
7.織物 8.手織りストール 9.ヴィゼメ地方の陶器
10.ラトガレ地方の陶器 11.木製デコレーション・アイテム 12.組立式白樺模型
13.紙モノ 14.ラトビア音楽のCD 15.ウルディスさんのバスケット
16.ダイナさんの編み物アトリエ 17.タルスィのおばあちゃん達の手袋 18.マーラさんのアクセサリー
19.リンダさんのビーズ織り 20.ウナさんのビーズ織り 21.ドゥアナーツさんの銅細工アクセサリー
22.イネタ先生のオーナメント



はじめに

 私が初めてラトビアを訪れたのはSUBARUオープン直前の2009年7月。念願だった“雑貨屋さん”を始めるにあたり、まず仕入れに向かったのはウズベキスタンでした。当時はウズベキスタン航空を利用してタシケントまで行くとそこから先一往復分のフライトは追加料金が不要ということだったので、ついでに他の国も巡ることにしました。『タシケントからウズベキスタン航空で直行便が出ていて、神戸ではまだ珍しい可愛い雑貨がありそうなところ』、で辿り着いたのがラトビア共和国の首都リガだったのです。
 オマケ感覚でたいした予備知識も無く初めて訪れたラトビアでしたが、丁寧な手仕事の数々、豊かな伝統や自然、そぞろ歩きが楽しい旧市街の町並み、そして何よりラトビアという国の居心地の良さに魅了され、たちまちラトビアの虜になってしまいました。学生時代から海外旅行を繰り返していた私ですが、こんなにストンと落ち着けた国は初めてでした。また、神戸市とリガ市は古くからの姉妹都市であるということ、母校とラトビアに深い繋がりがあるということを知り、勝手に“縁”も感じました。

 その後数年間に渡り買い付けで何度も訪れましたが、ラトビアという国との関わりが深くなるにつれて、そこから生まれてくる手仕事はもちろんのこと、文化や自然、街、そしてそこに暮らすラトビア人という民族に強烈に惹かれてしまい、ラトビアで実際に生活しながらもっと知りたい学びたい、より深いところまで入り込みたいという気持ちがいつしか抑えきれなくっていました。そこで実店舗を一旦閉めることにし、2013年春〜2014年秋の一年半の間ラトビアに生活の拠点を移したのです。

 一年半のラトビア生活・・・、伝統工芸や年中行事にたっぷりと触れ、工房へ足繁く通い、音楽を学び、楽しいイベントや美しい場所を沢山訪れ、美味しいものを食べ、そして何より友人達のおかげで忘れがたい数々の体験をし、私の人生の中でかけがえのない時間を心豊かに過ごすことが出来ました。素晴らしい人々との出会いの数々に本当に感謝しています。
 ラトビアで過ごしてみると、日本での時間の経ち方が次第に忙しなく感じようになりました。現地で長く暮らしている日本人女性の方とお話しする機会があり、その方が「ラトビアは昭和の日本」と比喩されていましたが、この感覚こそが私が最もラトビアに惹かれる理由なのです。昔の日本を手放しで賞賛する訳ではありませんが、日本社会が前に進むと同時に失ってしまったものが、ラトビアには残っているように感じるのです。

 過去に悲惨な歴史を経験したラトビア、またそれが故に今起こっている複雑な事象から目を背けて良い面だけを言及するつもりではないのですが、私なりに知った・感じたこの美しいラトビアという小さな国についてご紹介できればと思っています。このページでは工房の紹介に大半を費やしていますが、ブログFacebookの情報もどうぞ併せてご覧下さい。
 また、少しでもラトビアに興味をお持ちになった方は、是非一度実際に訪れてみて下さい。そして出来れば少しでも長く、少しでも深い旅行をなさってください。多様な建築物や街並みが美しく、お買い物が楽しく、食べ物が美味しいラトビアですが、本当の素晴らしさは日々移ろう自然、誇り高く受け継がれた伝統とラトビア人のアイデンティティの中にあると思うのです。

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ラトビアって?

 ラトビア共和国はバルト海に面し、北欧や中欧、ロシアを結ぶ交通の要所に位置し、”バルト三国”真ん中の国です。北海道の77%程度の国土に約195万人(2016年12月時点)が住んでいる小さな国で日本と同様に四季があります。


 その地理的環境からドイツ、スウェーデン、ポーランド、ロシアに支配されてきた歴史があり苦難の時代が長かったのですが1918年11月18日に独立。その後再び旧ソ連の占領を受け辛酸をなめましたが1991年に独立を回復し現在に至ります。
 歴史的建造物が多くかつて「バルトのパリ」と呼ばれた首都リガ市は、旧市街全体が世界遺産に指定されています。また世界有数の規模でアールヌーボー建築群が残っています。
 旧市街の散策、歴史的建造物の見学、工芸品のお買い物、オペラやオーケストラの鑑賞、お洒落で美味しいカフェやレストランでのひととき等、音楽とお花の溢れるリガでは様々な楽しみが待っています。

 森林が国土の半分を占める緑豊かな大地には、数千を超える湖と湿地が点在しており、春の新緑、夏の花々、秋の紅葉、冬の雪化粧と四季折々の美しい自然を満喫できます。ラトビアの人々はそんな自然の移ろいを感じながら、変化を楽しみ、季節の恵みを実際の生活に取り入れながら生活しています。
 特質すべきは140万曲にものぼるダイナと呼ばれる民謡に象徴される民族文化の豊かさです。ラトビア人にとって最も大切な年中行事である夏至祭、ユネスコ無形遺産に登録されている5年に一度の歌と踊りの祭典・・・、花と歌と踊りをこよなく愛するラトビア人は別名「歌の民」とも呼ばれています。
 また、その豊かな自然や穏やかで忍耐強い国民性を背景にして、ミトンに代表される編み物、麻の織物、白樺や樫の木などから作られる木製品、手編みのバスケット等々丁寧で素朴で美しい手仕事でも溢れています。

 次項目からSUBARUで取り扱っている工房や作家さんについて紹介していきます。
※ラトビア政府観光局作製のパンフレットより一部抜粋しています。

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1.柳編みのバスケット


 首都リガ市の郊外にあるバスケット工房です。ここでは柳を育てて、煮込んで、乾燥させて・・・、と素材作りから編み上げるまでの全工程が手作業で行われています。


 柳は加工しやすく、耐久性があり、バスケットにうってつけの素材。 また、水に濡らして加工しているという特質上、汚れた際は水洗いしていただけます。洗った後は風通しのいい日陰で完全に乾燥させてからお使い下さい。


 家族経営の工房ですが、数名のお抱えの職人さんが居ます。「この形はペーテリスしか作れないのよ!」と作品には得意不得意があるそうなので、色々なデザインをお楽しみいただけます。 

※画像や文章を転用される場合はご一報願います。

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2.木工品と柳編みアイテム


 こちらもリガ市郊外にある木工房です。ロベルツさん&エヴィヤさんご夫妻であれこれ相談しながら日々様々な商品を生み出しています。
 木製の台所用品はラトビアの一般家庭で普通に使われており、美しさはもちろんの事、とても使い易いです。


 自宅兼工房には原木がごろごろ。この写真の木の右側に開けられた穴は何の為のものでしょうか?

 何となく形がはっきりしてきました。・・・スプーンです!これぞハンドメイドです。

 仕上げには蜜蝋が使われています。  
 普通の食器としてお使いいただけますが、乾燥が気になるようでしたらオリーブオイル等でお手入れしてください。また時間の経過と共に深い色合いへと変化していくのも木製品ならではの味わいです。長時間水に浸し続けないようご注意ください。 


 元々はバスケット職人だったロベルツさん。今もバスケットも並行して編み続けています。

※画像や文章を転用される場合はご一報願います。

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3.木とバスケットの入れ物


 ラトビア西部クルゼメ地方にある港町リエパーヤで制作を続けるアントラさんはこの道24年のベテラン職人。木とバスケットを組み合わせたオリジナリティ溢れるバスケットを精力的に生み出し続けています。


 バスケット部分の素材の準備も全て手作業です。


 木部の準備も全て手作業です。木を見て作品の形が決まります。


 こうして木部にバスケットが編み上げられていきます。二つとして同じもののないとっても格好良い作品たちです。

※画像や文章を転用される場合はご一報願います。

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4.白樺細工


 ラトビアで印象的な風景の一つが白樺の木立ち。 古くから国の財産として大切に活用されてきた白樺には防虫防腐効果があると言われており、ごくごく少数ですがラトビアにも白樺細工の職人さんがいます。
 素材となる白樺の樹皮は夏の間に一枚ずつ収穫。


 リガからバスで1時間半の町リーガトネで構える自宅兼工房で制作する職人さん。カッティング、なめし作業は力仕事。下処理が丹念に行われています。

 白樺編みでは樹皮の内側の黄色い方が表面になります。手間暇かけた下準備のあとにようやく製品として編みあがっていきます。
 工房訪問の様子はコチラをご覧下さい!

※画像や文章を転用される場合はご一報願います。

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5.手編みミトンと靴下


 リガ市旧市街にあるこちらの会社、様々な資料から集めた伝統的なミトンや手袋、靴下の図案(時にはアレンジを加えて)と独自に発注した毛糸をラトビア全土に散らばる熟練の編み手さんに渡して、作品を編んで貰っています。

 編み物の中でも三角頭のミトンはラトビアの宝物。芸術品のように美しいミトンは、防寒対策だけでなく様々なしきたりの小道具として重要な役割を担ってきました。

 私が打合せをしていた時にやってきた編み手さんの一人。
 それぞれの編み手さんに相応しい図案と毛糸が渡され、それぞれの自宅や工房で丁寧に手編みされています。こうして出来た作品は編み目が細かくて美しく、保温性に優れています。 


 ラトビア全土から集まってきた手編みアイテム達が収まっている棚です。この中から商品を選ぶのはとても楽しいひとときなのです。 
※画像や文章を転用される場合はご一報願います。

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6.ミトンの手編みキット


 リガ市旧市街にあるお洒落なディスプレイが一際目立つこちらのお店、ニット製品なら伝統的デザインから現代的なものまで色々なアイテムが揃っています。 

 奥のアトリエでは目移りする品揃えの毛糸も販売しており、地元のニッターさんの御用達となっています。
 このアトリエで、デザイナーも務めるオーナーが新しいデザインを生み出したり、資料を片手に伝統的なデザインを復刻させたりしています。


 私もこのアトリエに何度も足を運び、古いパターン図とにらめっこしながらオーナー達と打合せを重ね、ようやく完成したのがオリジナルのミトンの手編みキットです。
 キットが出来上がるまでの工程はコチラをご覧下さい!

※画像や文章を転用される場合はご一報願います。

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7.織物


 ラトビア北東部ヴィゼメ地方のリンバジ村にある織物工房です。昔から民族衣装も手掛けるこの工房では、天然の麻・綿、羊毛を使い、織り上がるまでの全工程が簡単な機械を使った手作業で仕上げられていきます。
 大量の羊毛が機械に乗ってどんぶらこ〜。 


 先程の羊毛が薄いシートのようになりました。

 シートが糸になっていきます。

 染色も工房内で行われています。

 染め上がった毛糸を束ねていきます。

 ここまできてようやくようやく織りの作業、これは民族衣装のスカートが織られているところです。伝統紋様を織り交ぜた織物は丈夫でとても美しいです。
 ちなみに私の民族衣装は工房代表のヤーニスさんにプレゼントしていただいたものです♪


 手織り製品の場合は近隣の契約工房で丁寧に機織りされています。 

 リネン製品の工程はコチラをご覧下さい。

※画像や文章を転用される場合はご一報願います。

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8.手織りストール


 首都リガ市郊外にある織物工房。この工房の売りは何と言っても“ハンドメイド”。
 まず材料の糸を手作業で撚ります。素材の大半は麻糸です。
 


 糸を束ねるのももちろん手仕事。とっても巨大な糸巻き機です! 

 大きな機織り機がずらりと並ぶ圧巻の作業部屋。
 昔ながらの織機を使い丁寧に少しずつ織り上げていきます。


 足の動きもとても複雑・・・。

 何がどうなってるのか分からない複雑さですが、熟練の女性職人さん達の手で素敵な織物に変身していきます。

 このようにこの工房では全ての工程が手作業で行われています。私も体験させてもらいましたが、複雑な力仕事にアップアップでした。
 美しく丁寧に織り上げられたストールは丈夫で末永くお使いいただけます。 

※画像や文章を転用される場合はご一報願います。

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9.ヴィゼメ地方の陶器


 ラトビア北東部ヴィゼメ地方のバイダバ村にある陶器工房です。旧ソビエトの時代には国営だったのですが、今は複数の職人さんを抱える家族経営の工房です。フォークロアテイストの伝統的な絵柄を得意としていましたが、近年モダンなデザインの陶器に力を入れています。
 アイスクリームに見えますが、原料の土です。


 先に作ってある型を使って器の形が作られます。周囲の植木鉢のようなものが型です。
 創作的な部分はロクロを使っての別作業となります。


 絵付けも1点ずつ手作業です。この為、同じデザインでも配置や配色が異なります。 

 左上に見えているのが窯です。レールの上に台が載っているので、このままの状態で窯に入ります。10時間ずつ2度焼きされています。焼き上がり後に検品の末、A級品だけが選り分けられます。
 ラトビアのあちらこちらで見かけるこのバイダバ村の陶器、駐日ラトビア共和国大使館でも使用されています。

※画像や文章を転用される場合はご一報願います。

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10.ラトガレ地方の陶器


 ラトビア東部ラトガレ地方は古くからの陶器の産地、今も小規模な工房が各地に点在しています。この地方の陶芸の特徴は装飾と釉薬の使い方にあり、独特の発色とフォルムに魅了されます。
 こちらはプレイリという町にある工房。今は亡き、ラトビアを代表する著名な陶芸家の技を継承しています。



 熟練の職人、ヤーゼプスさん。最終段階では様々な手法で飾り付けを施していきます。


 こちらはレーゼクネという町にある工房。ラトビアのみならずヨーロッパを代表する陶芸家でもあるユリスさんです。


 職人さんそれぞれ独自の配合でかける釉薬。複数の種類を使うことで独特のマーブル模様が出来上がります。

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11.木製デコレーション・アイテム


 リガ市内に立つアールヌーボー建築群のアパートの一室にあるこの会社は若いクリエーター達が設立した会社です。ここではラトビアの木材を使ったトラディショナルなデザイン、或いはモダンなデザインのアイテムが次から次へと産み出されていきます。オーナメントやアクセサリーツリー等、ラトビアの新しさと伝統が混じったお洒落なアイテムをお楽しみ下さい。 
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12.組立式白樺模型


 ラトビアでは「白樺はゴールド」と考えられ、伐採の数以上の苗木を植林しながら代々大切に使われています。
 アンドリスさんの工房ではそんな白樺の合板を用いて製品を開発しています。この組立式模型は“木に親しんで欲しい”、“想像力や忍耐力、集中力を培って欲しい”、“完成後は飾って目で楽しんで欲しい”と言う願いの込められた商品です。 

※像や文章を転用される場合はご一報願います。

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13.紙モノ


 自国に誇りを持つとびきりおしゃれなヴァルツさん&ザネさんご夫妻がデザインしている、ラトビアにこだわったラトビアらしいポストカードやブックマークなどの紙モノをご紹介しています。中には国立歴史博物館と共同で制作された貴重なモノもございます。
 実はご主人のヴァルツさんは少数民族となったラトビアでも数少ないリーヴ人。今や世界に数人しか話すことの出来ないリーヴ語を操る人物として数々の書籍も出版されています。

 

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14.ラトビア音楽のCD


 歌や音楽をこよなく愛するラトビア人。そんなラトビアにあるこちらの会社では、文化的な活動をマネジメントする一方で、伝統的な音楽や民俗音楽も精力的にプロデュースしています。
 このレーベルより特にラトビアの伝統を強く感じていただけるCDをご紹介いたします。

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15.ウルディスさんのバスケット


 ラトビア北部ヴィゼメ地方の古都ツェースィスで制作を続けるウルディスさん。素材の柳を熟知し、全ての工程を一人で黙々と行う孤高の職人さんです。


 ウルディスさんの工房兼自宅前には柳の畑があります。

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16.ダイナさんの編み物アトリエ


 ラトビア北部ヴィゼメ地方の古都ツェースィスでアトリエを構えるダイナさん。近隣の職人さんと粘り強くコミュニケーションを取り続け、その職人さん達の手仕事を集めて紹介する仕事をしています。


 ダイナさんは研究熱心でご自身でも編み物を中心に制作活動を行っています。そんな目利きのダイナさんから、彼女のお眼鏡にかなった職人さんの手仕事やダイナさん御自身の作品を譲っていただきました。

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17.タルスィのおばあちゃん達の手袋


 ラトビア西部クルゼメ地方の小さな町タルスィで暮らす熟練のおばあちゃんニッターさん達の作品です。とても細い毛糸が使われた緻密な柄の芸術品のような編み物です。
 現地訪問時の様子はコチラをご覧ください。

※画像や文章を転用される場合はご一報願います。

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18.マーラさんのアクセサリー


 リガ市郊外にあるアトリエ。
 陶芸家でもあるマーラさんが長年培ったセンスや知識を活かし、ラトビアに伝わる神様の文様が普段の生活でも使えるように、と製作しているアクセサリーです。一点ずつ、羊毛フェルトを行ってからビーズを刺繍しています。

※画像や文章を転用される場合はご一報願います。

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19.リンダさんのビーズ織り


 リガ市内中心部にあるビーズ織りのアトリエ。
 ラトビアの伝統文化に誇りを持つリンダさんが、インディアンのアクセサリーからインスピレーションを得て、ラトビアに伝わる神様の文様や民族衣装の図柄をモチーフに一点ずつアクセサリーを織り上げています。

※画像や文章を転用される場合はご一報願います。

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20.ウナさんのビーズ織り


 リガ市内中心部にあるもう一軒のビーズ織りのアトリエ。
 お洒落に敏感なウナさんがイタリア旅行中にひらめいたというビーズ織りのアクセサリー。ラトビアに伝わる神様の文様を引用しつつ、素材にこだわり現代に合う装飾品として一点ずつ丁寧に織り上げています。

※画像や文章を転用される場合はご一報願います。

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21.ドゥアナーツさんの銅細工アクセサリー


 首都リガ市の郊外にある御自宅で銅製アクセサリーの制作に励むドゥアナーツさん。民族衣装の装飾品を見ると分かるようにラトビア人は古くからアクセサリーにこだわりがあり、ドゥアナーツさんの作品はその系譜を受け継いでいます。


 長年琥珀職人を務め、貴金属加工も後進に教えていたドゥアナーツさんがその細かな技術を転用して銅アクセサリーを作っています。丸カン一つに至るまで、全てのパーツを手作業で作りだすという職人ならではのこだわりある一品です。


 作品によっては仕上げに酸化処理が施されています。

※画像や文章を転用される場合はご一報願います。

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22.イネタ先生のオーナメント


 私がリガで暮らしていた時からずっと通っているオーナメント教室。


 師匠のイネタ先生。国の行事などでもその作品を提供したり、ワークショップを開催しています。


 先生はご自身の手で素材となるイグサ科の植物を採取し、材料として使えるよう一つずつ下処理されています。


 柔らかい植物を自在に扱い、オーナメントや帽子、籠など次々と編まれます。出来上がった作品は草の香りや風合いのする素朴で優しい品ばかり。
 手仕事のイロハどころか最初はラトビア語すらままならなかった私にイネタ先生はいつも真摯に優しく向かい合ってくださいます。これからもラトビア滞在時には教室に通いつつ、先生の作品も大切に取り扱いたいと思っています。


※画像や文章を転用される場合はご一報願います。

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